保津川とは?

保津川ライン下りで有名な保津川ですが、近年ではラフティングの知名度も上がってきており、さらに有名になりつつあります。源流は南丹市の佐々里峠から流れ出て、大阪との境で淀川に合流していきます。延長107kmの第一級河川に指定されている大きな川になります。ラフティングのスタートポイントがある亀岡市では「プロジェクト保津川」というNPO法人の団体が清掃活動を主催し、地域のコミュニケーションの架け橋になるなど保津川流域に住む人々から愛されている川です。

保津川半日コースの魅力

京都駅から電車で30分の場所に集合場所があり、関西圏からのアクセスが良いため日帰りで十分に楽しむことができます。保津川コースには名前の付いている激流ポイントが6箇所点在しています。他の河川よりも瀬が多くコースの距離も約5kmと長いため、半日コースにも関わらず十分にラフティングをご満足いただけるコースになっております。対象年齢は小学校3年生のお客様から参加することができ、お子様と一緒にご家族で参加できるアウトドアスポーツです。各激流ポイントのあとには流れの緩やかな場所があります。 ライフジャケットを付けて泳ぐことができますので、水に抵抗があるお子様も安心して川遊びすることができます。またコースは渓谷であり人が立ち入ることが難しい場所です。コース脇に林道があるのみですので、自然景観が非常に良く新緑や紅葉を楽しむことができます。

激流ポイント紹介

金岐(カナゲ)の瀬

金岐(カナゲ)の瀬
保津川コース第一の激流ポイント。コースの形は直線です。狭い水路のようなコースを通り最後に落ち込みと高い波が待っています。最初の激流ポイントですが、水しぶきが一番かかるポイントかもしれません。ボートが通過するタイミングに寄りますが後ろに座っている人にまで水しぶきが飛んでくることもあります。ラフティングの雰囲気をつかむことができる激流ポイントです。

小鮎の瀬

小鮎の瀬
保津川コース第二の激流ポイント。小さい鮎は上ることができない程の大きな落ち込みがあることからこの名前がつきました。コースの上流部からは水平線を見ることができ、落ち込みの深さを予想することができません。激流ポイントを乗り越えてから後ろを振り返ると下ってきた高低差に驚くかもしれません。全激流ポイントの中で最大落差がある激流ポイントになります。

大高瀬の瀬

大高瀬の瀬
保津川コース第三の激流ポイント。小鮎の瀬が終わりすぐにこの瀬に入っていきます。ライン下りが通りやすいように入り口が急な左カーブをしておりコース幅も狭いため良く壁に当たりやすい激流ポイントです。増水すると普段水が被らない場所にまで水が被り最後に大きな落ち込みを形成します。そこにボートが吸い込まれるとボートが一瞬縦になることがある恐ろしい激流ポイントです。皆さんの力を合わせて回避していきましょう。

獅子ヶ口の瀬

獅子ヶ口の瀬
保津川コース第四の激流ポイント。コースの形が左に大きくカーブしていきその様子が獅子が口をあけているように見えることからこの名前が付きました。この激流ポイントの特徴は流水速度が全激流ポイントの中で一番速いところです。特に後半の左に急激にカーブしていく場所があり、そこでは遠心力もかかり疾走感を味わうことができます。見晴らしも良くトロッコ列車が見える激流ポイントでもあります。

二俣の瀬

二俣の瀬<
保津川コース第五の激流ポイント。瀬が二つに分かれていてどちらも通ることができることからこの名前が付きました。全体的に浅いことから岩がゴロゴロしているためボートが座礁しやすい場所です。この激流ポイントはツアーで通る時間はいつも日陰になりますが、すぐ後が陽がたくさん差し込む場所であるため自然の気持ちよさを体感することができます。またすぐ後には岩からの飛び込みポイントがあります。高い場所で約5m近くある場所から飛ぶことができます。飛び込みポイントの深さは15mくらいありますから安心して飛ぶことができます。

朝日の瀬

朝日の瀬
保津川コース第六の激流ポイント。保津川コースの中で朝日が一日の中で最初に当たる場所であることからこの名前がつきました。保津川コースの全激流ポイントの中で瀬の距離が一番長い瀬です。前半が激しく中間は緩やかな流れがあり、また後半に大きな落ち込みがある瀬になります。最後の落ち込みにはライン下りの丸太が入っているのが見えます。落ちてしまうと非常に危険なのでしっかりボートにつかまりましょう。

ビキニの瀬

ビキニの瀬
保津川コース第七の激流ポイント。保津川コース最後の激流ポイントですが、今までの激流ポイントを乗り越えることができたら、激しさをそこまで感じることはありません。この激流ポイントの面白いところは名前の由来です。昔、外国人向けの観光雑誌にこの激流ポイントの下が泳げる場所だと紹介され、ビキニの外国人がたくさん訪れた時期がありました。そこから付けられた名前になります。渓谷の中に突然ビキニの女性が現れたら驚きますよね。今も夏場に泳いでる方は見かけますがビキニの外国人はめったにいないです。

保津川ラフティングの情報